現役公務員のあなた、こんにちは。
公務員になったから、老後は安泰だ!と思っている方はいませんか?
2017年頃、老後2000万円問題が話題になりましたよね?
現時点での公務員の退職金は、平均2000万円前後。
足りてるじゃん!と思った方。
でも、この数字。ずっと減額傾向にあるんです…。
少しでも不安に思った方は、最後まで目を通すようにしてください。
目次
公務員の退職金ってどう推移している?
まずは、公務員の退職金の推移について紹介したいと思います。
実は、公務員の退職金って年々減額されているんです。
① 国家公務員の退職金推移について
まずは、国家公務員の退職金推移について見てみましょう。
一貫して、減額傾向であることが分かりますね。
平成24年度 | 25,283千円 |
平成25年度 | 23,709千円 |
平成26年度 | 22,259千円 |
平成27年度 | 22,398千円 |
平成28年度 | 22,231千円 |
平成29年度 | 21,492千円 |
平成30年度 | 21,523千円 |
令和元年度 | 21,408千円 |
令和2年度 | 21,279千円 |
② 地方公務員の退職金推移について
次は、地方公務員の退職金推移についてですね。
こちらも、一貫して減額傾向にあります。
平成17年度 | 26,985千円 | |
平成18年度 | 27,035千円 | |
平成19年度 | 27,123千円 | |
平成20年度 | 27,088千円 | |
平成21年度 | 27,006千円 | |
平成22年度 | 26,870千円 | |
平成23年度 | 26,806千円 | |
平成24年度 | 26,390千円 | |
平成25年度 | 24,851千円 | |
平成26年度 | 23,608千円 | |
平成27年度 | 22,901千円 | |
平成28年度 | 22,861千円 | |
平成29年度 | 22,655千円 | |
令和元年度 | 21,309千円 |
公務員の退職金が減額されている理由
先ほど紹介しましたように、公務員の退職金は一貫して減額されています!
では、なぜ公務員の退職金は減額されているのでしょうか?
結論から言いますと、民間企業の退職金事情から、公務員の退職金が高すぎると圧力がかかっているからです。
近年、民間企業では退職金制度が少しずつ変化してきています。
従来の退職金制度は、勤続年数が長ければ長いほど退職金が多く貰える!というものでした。
しかし、近年はポイント制を導入する会社が増えてきています。
ポイント制とは、勤続年数や役職、業績、資格などの「累積されたポイント×単価」で退職金を計算する制度のこと。
社内で出世すればするほど、多くの退職金が貰えるという制度です。
ですが、出世できる人なんて、一握り。
その他多くの社員は、相対的に退職金がどんどん減らされているのですよね。
公務員の退職金は、今後どうなる?なくなるのか?
この傾向が続く限り、今後、公務員の退職金は、どんどん減額されてしまうでしょう。
ある統計では、今の40代の民間企業の社員が貰える退職金の平均は、1,000万円を切ると言われています。
もしかしたら、公務員の退職金も2000万円どころか、1500万円、1000万円と減額されるかもしれませんね。
ただし、退職金がなくなるというのは、想定しづらいので安心してください。
公務員は退職金をあてにしない方がいい
公務員は退職金制度をあてにしない方がいいです。
最近、公務員にも確定拠出年金制度が導入されましたよね?
本来は、民間企業の社員を対象にした制度でしたが、公務員も対象になりました。
「公務員もある程度は、自分で退職金を準備してね。」という政府からのメッセージです。
特に、今の20代や30代という若い世代の方。
今すぐにでも、退職金を自分で用意する準備をしましょう。
できる限り早く積み立てたほうが、当然ですが貰える退職金も増えますし、経験も積めます。
投資で積み立てるのか?貯金で積み立てるのか?
私が現役公務員のあなたにおすすめするのは、FXを使った投資副業です。
(※FXには、いろんな手法があります。現役公務員のあなたにおすすめなのは、「トラリピ」を使った自動売買ですね!)
最後に
今回は、公務員の退職金についてのお話しでした。
今後は、公務員だから、一生安泰!という訳にはいかないでしょう。
公務員の退職金は減額傾向。なくならないとは思いますが、自分で退職金を準備できるようにしておきましょう。
それでは、また。