現役公務員のあなた、こんにちは。元公務員のすぐるです。
公務員だけど、なにか副業がしたい!という方は多いのではないでしょうか?
でも、公務員って基本的には副業が禁止されています。
そんな中、公務員でも例外的に許されている副業の中に、仮想通貨があります。
仮想通貨って公務員の副業として、どうなのでしょうか?
目次
公務員の副業で仮想通貨をするのは可能
繰り返しますが、公務員は基本的には副業が禁止されています。
- 国家公務員法 第103条
- 国家公務員法 第104条
- 地方公務員法 第38条
これらの法律で禁止されていますね。
でも、公務員の副業で禁止されているのは、営利目的の副業。
営利目的でなければ、公務員でもできる副業ってあるんですよね。
仮想通貨も、その中の一つです。
営利目的というよりは資産運用目的の副業ですので、仮想通貨は公務員でも可能な副業です。
公務員に仮想通貨副業がおすすめできない理由
公務員でも、実践可能な副業である仮想通貨。
ですが、公務員に仮想通貨はおすすめしません。
その理由を解説しますね。
① 再現性が低く、難しい
2017年頃でしたでしょうか。仮想通貨が流行りましたね。
ビットコインを例に挙げると、1月当初に10万円台だったのが、2018年頃には約200万円に。
1年間足らずで、20倍に値上がりしました。
単純計算で、1月に100万円分購入していれば、2000万円で売却できたという計算になります。
ですが、そんなに上手くトレードできている人はほとんどいません。
多くの方が、高値の200万円くらいでつかまされ、その後の下落相場で泣く泣く売却しているのが現状です。
② 長期的に見て、勝つのが難しい
たまたま仮想通貨バブルに乗れて、短期間の間に利益が出たとしましょう。
ですが、長期的にみると勝ち続けるのは難しいです。
2018年頃でしょうか。
仮想通貨に関する書籍が大量に本屋に並んでいたかと思います。
2017年の仮想通貨バブルに乗れた方たちが、相次いで本を出版しました。
その当時に本を出版していた方たちの現状を知っていますか?
大半の方は、その後の下落相場で資金を失い、仮想通貨から撤退しています。
たまたま上昇相場に乗れたとしても、その後の下落相場で生き残れる投資家ってほとんどいないんです。
③ 精神的にきつい
これは、人に寄りますが、仮想通貨は精神的にきついです。
仮想通貨は、とにかく値動きが激しいです。
プラスの利益が出ていたのに、翌日になったらマイナスの損失になっていたとか普通にあり得ます。
副業の場合、仮想通貨の値動きが気になって、業務に集中できない…。ということも十分に考えられます。
公務員の方の多くは、安定志向だと思いますので、値動きが激しい仮想通貨はおすすめできないですね。
現役公務員のTさんにインタビューしてみました
今回、仮想通貨副業を以前やっていた、現役公務員のTさんにインタビューしてみました。
2017年の仮想通貨バブルにうまく乗れたTさん。
結果的に、100万円くらいの利益は出たみたいです。
ですが、仮想通貨の値動きが気になってしまい、仕事もプライベートも楽しめなかった…。とおっしゃっていました。
ちなみに、Tさんは最後に「やりようによっては凄く儲かります。要は買ったら放っておけってこと!」とおっしゃっていますが、私はこの意見には反対ですね…。
いろんな意見がありますが、仮想通貨が今後も上昇し続けるという保証はどこにもないからです。
公務員におすすめの副業について
私自身、これまでに数多くのビジネスに挑戦してきました。
ある程度、どの副業がどれくらいの難易度か?どれくらい稼げるか?というのを把握しているつもりです。
2022年現在、私が公務員の方におすすめする副業は、FXですね。
- 仮想通貨みたいに変動が激しくないこと
- 少額から始められること
- スマホ1台でどこででもできること
これらが、FXをおすすめする主な理由です。
特に、FXの自動売買の場合、精神的な負担も少ないです。
(※FXには、いろんな手法があります。現役公務員のあなたにおすすめなのは、「トラリピ」を使った自動売買ですね!)
最後に
公務員だけど、副業がしたい!という方には、仮想通貨はおすすめしません。
公務員のメリットは、ずばり安定!
不安定な仮想通貨は止めておいて、簡単で堅実な副業を始めるのがおすすめです。
家族や自分の趣味の時間を大切にして、片手間で副業するようにしましょう。
それでは、また。