現役公務員のあなた、こんにちは。元公務員のすぐるです。
今日は、公務員の人事評価は意味がない。やる気がない同僚が続出する理由についてお話ししたいと思います。
早速、行ってみましょう。
公務員の人事評価は意味がないのか?
公務員って、基本的には年功序列です。
でも、近年ようやく年功序列が見直されるようになりました。
人事評価が導入されたのですよね。
人事評価とは、能力評価と業績評価で構成されます。
能力評価は、10月1日から翌年9月30日までの期間を評価期間として、職務で発揮した能力を評価するもので、年に1回行われます。
業績評価は、10月1日から翌年3月31日までの期間と、4月1日から9月30日までの期間を評価期間として、職務で挙げた業績を評価するもので、年2回行われます。
で、昇給日である1月1日に、昇給区分が決まります。
昇給区分は、A・B・C・D・Eの5区分。
- A評価…8号俸以上の昇給。上位5%。
- B評価…6号俸の昇給。上位20%。
- C評価…4号俸の昇給。
- D評価…2号俸の昇給。
- E評価…0号俸の昇給。
こんな感じで決まっていますが、この人事評価。はっきり言って意味がありません。
総務省が2013年に実施した調査では、
Sは5.8%、Aが53.8%、Bが39.8%、Cが0.5%、Dが0.1%
という非常に偏った結果だったそうです。
実に、90%以上が、A評価かB評価。
A評価とB評価の違いも、給料に換算すると1か月当たり数千円程度。
この程度の違いでは、人事評価として意味があるのか?疑問ではあります。
公務員の人事評価は意味がない!やる気がある人は転職・副業するべき
このように、公務員の人事評価は意味がありません。
いくらやる気を出して頑張ったとしても、社内で一番頑張ったとしても、月給ベースで数千円しか変わらないのです。
自分は出世したいから頑張るんだ!という方も、要注意。
現実はそんなに甘くありません。
管理職になって、部長級・課長級になれる人は一握り。出世には自分の実力だけでなく、運要素も多いいです。
左遷されたり、降格されたら、それこそ詰みです。一生、窓際族として働かなければなりません。
こんな人生、イヤじゃないですか??
一度きりの人生。やる気があるならば、公務員はおすすめできません。
転職や起業・副業をして、自分のやる気が認められる環境で働くべきです!
もしかしたら、公務員ではなくもっと自分に合った仕事があるかも?
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最後に
公務員の人事評価は、今後見直される可能性もあります。
でも、現状は意味がない人事評価であると言えるでしょう。
やる気があるなら、転職・起業・副業を視野に入れてみてはいかがでしょうか?
やる気や情熱がある方には公務員は向いていませんよ?