現役公務員のあなた、こんにちは。元公務員のすぐるです。
ハンドメイドの商品を売りたい!
特に、女性なら趣味で手芸をする方も多いと思いますし、作ったものをお金に換えれたらいいのに。と思う方も多いのでは?
ですが、公務員がハンドメイド副業するのは、おすすめできません。
その理由について解説しますね。
公務員がハンドメイド副業を止めておくべき理由とは?
早速、本題です。
公務員がハンドメイド副業を止めておくべき理由は、法律で禁止されているからです。
- 国家公務員法 第103条
- 国家公務員法 第104条
- 地方公務員法 第38条
この辺りの法律で、禁止されていますね。
公務員は、基本的に営利目的の副業はできません。
公務員は、国民や市民の奉仕者としての役割を担っており、職務専念義務があります。
仮に、法律に背いて副業をしてバレた場合、懲戒処分が下されます。
一つ処分例を見てみましょうか。
副業で自作エアガン販売 主査を処分 うきは久留米環境施設組合
福岡県うきは市と同県久留米市でつくる「うきは久留米環境施設組合」(組合長=高木典雄うきは市長)は13日、副業などを禁じた地方公務員法に違反したとして、男性主査(45)を同日付で減給3カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。上司の事務局長(62)も管理監督不十分で文書訓告とした。
同組合によると、主査は2017年1月から19年11月にかけて、部品や中古品を購入して製作したエアガンなど169点をインターネットのフリーマーケットアプリで販売し、約260万円を売り上げたという。勤務中にもスマートフォンで取引を行っていた。取引内容を同僚に話して発覚した。主査は「副業がいけないという認識がなかった」と事実を認めている。
西日本新聞 (https://www.nishinippon.co.jp/item/n/568099/)
自作エアガンをフリマアプリで販売して、懲戒処分が下された例ですね。
この例は減給3か月で済まされていますが、過去には懲戒免職が下された例もあります…。
さらに、この処分例で注目して頂きたいところがありまして、上司の事務局長も訓告されています。
自分だけの問題ではなく、上司や同僚にまで迷惑をかけることになります。
やはり、ハンドメイド副業は止めておくべきです。
どうしてもハンドメイド副業したい公務員の方へ
それでも、ハンドメイド副業したい!という公務員の方はいるかもしれませんね。
そんな方のために、法律に違反しないハンドメイド副業の始め方を紹介します。
その始め方とは、インスタグラムを活用して見込み客を集客しておく方法です。
最近、物販ビジネス業界ではD2Cビジネスが流行っています。
Amazonやメルカリなどのプラットフォームを挟まずに、ダイレクトでお客さんに自分のブランドを販売する方法のことです。
インスタグラムでハンドメイドしたものを紹介→自分のネットショップに誘導して購入してもらうといった流れですね。
プラットフォームを挟まないので、販売手数料が取られないというのが大きなメリットです。
- 趣味でハンドメイドを始める
- ハンドメイドしたものをインスタグラムに投稿し、フォロワーを増やす
- フォロワーがある程度増えたら、公務員を退職し収益化する
こんな感じで始めたら、問題ないかと思います。
ハンドメイド以外に、公務員におすすめの副業とは?
ハンドメイド副業が禁止されていることは分かった、公務員でもできる副業は他にないのか?と思った方もいるのでは?
実は、公務員でも例外的に認められている副業があるんです。
- 株式投資
- FX
- 不動産投資(条件アリ)
- 投資信託
- 小規模農業
- 執筆活動
などなど。
そして、この中で私がおすすめしている副業が、FX副業です。
FXについては、以下の記事に目を通してみてください。
(※FXには、いろんな手法があります。現役公務員のあなたにおすすめなのは、「トラリピ」を使った自動売買ですね!)
最後に
今日は、公務員にハンドメイド副業がおすすめできない理由についてのお話しでした。
どうしても、ハンドメイド副業したいのであれば、退職する前提で始めたほうがいいです。
一生公務員をしたいのであれば、公務員でも例外的に許されている副業をしましょう。
それでは、また。