現役公務員のあなた、こんにちは。元公務員のすぐるです。
公務員だけど、副業がしたい!という方は多いのではないでしょうか?
文章を書くのが好きな人であれば、ライティング。
イラストを描くのが好きな人であれば、イラストレーター。などなど。
いろいろありますが、これらの副業ってどれも誰かから仕事を貰わなければいけません。
そんな時に便利なのが、クラウドソーシングサイトの活用です。
クラウドソーシングサイトとは、インターネット上で企業が不特定多数の人に向けて仕事を発注する比較的新しい業務サイトのことを言います。
私自身、これまでにクラウドソーシングサイトで仕事を受注したことも発注したこともありますので、ある程度仕組みや使い方などは把握しているつもりです。
今日は、公務員はクラウドソーシングサイトで副業ができるのか?解説したいと思います。
目次
公務員はクラウドソーシングサイトで副業ができるのか?
早速ですが、本題です。
結論から言いますと、公務員はクラウドソーシングサイトで副業はできません。
(ただし、抜け道もありますので最後までご覧ください。)
公務員が副業するのは、国家公務員法や地方公務員法で禁止されているからです。
- 国家公務員法 第103条
- 国家公務員法 第104条
- 地方公務員法 第38条
この辺りの法律で、禁止されていますね。
公務員は、国民や市民の奉仕者としての役割を持っています。
公務員には職務専念義務があり、営利目的の副業をすることは禁止されています。
クラウドソーシングサイトも、お金を稼ぐために誰かから仕事を受注するという、営利目的の副業です。
公務員がクラウドソーシングサイトで副業する方法とは?
※ここからの話は、公務員を退職してライターやイラストレーター、プログラマーなどのフリーランスになりたい方向けです。
公務員はクラウドソーシングサイトを使ってお金を稼ぐことはできません。
でも、クラウドソーシングサイトに登録するだけなら全然可能です。
クラウドソーシングサイトに登録するだけでも、できることっていっぱいあるんです。
① どんな仕事が多いのか把握する
クラウドソーシングサイトって、めちゃくちゃ仕事が掲載されています。
例えば、有名なクラウドワークスだけを見てみても、2022年1月現在で約10,000件もの仕事が掲載されています。
で、やって頂きたいのは自分がしてみたい仕事がどれだけ掲載されているか?
いくら自分がやりたい!と思っている仕事でも、仕事を発注したい人がいなければ成立しませんよね?
例えば、ライターをやりたい!と思っている人がいたとしましょう。
クラウドワークスの「ライティング・記事作成」というカテゴリーをチェックしてみましょう。
今回はさらに、「初心者」というキーワードを付けて検索してみました。
878件もの結果が出ました。
仕事内容はと言うと、こんな感じ。
878件もあれば、ライター初心者の方でも仕事を受注できそうだとは思いませんか?
② ポートフォリオを作成する
ただし、この状態でクラウドソーシングサービスの仕事に応募しても、依頼者に断られる確率が高いでしょう。
いくら初心者であっても、ポートフォリオは作成しておきたいところ。
ポートフォリオとは、自分の成果物です。
ライターであれば、自分の作ったブログ。
イラストレーターであれば、自分の作ったイラスト。
こんな感じで、自分のプロフィールをプロフィールに載せておきます。
ポートフォリオがあると、依頼者も安心して仕事を任せられると思います。
私自身も、仕事を依頼する時は、必ずポートフォリオに目を通します。
ポートフォリオを作成していない方はほぼいませんね。
公務員であっても、ポートフォリオを作成するだけなら全然できます。
③ クラウドソーシングサービスを使って仕事に応募する
この段階で、公務員の退職を視野に入れましょう。
ここまでできたら、いよいよクラウドソーシングサービスで仕事に応募しましょう。
片っ端から仕事に応募し、まずは実績作りから。
クラウドソーシングサービスでは、依頼者に必ず個人の評価が見られます。
評価を見れば、「過去にどれだけの案件をこなしてきたのか?」、「納品した案件がどれくらい評価されたのか?」というのが分かるんですよね。
なので、どれだけ安価でもいいので、まずは仕事を受注することを目標とし、かつ丁寧に最後までやり切りましょう。
依頼者の求めているクオリティよりも、いい仕事ができれば、必ずいい評価は貰えますので。
報酬は、「15日締め月末振込」「月末締め翌月15日振込」で事前に登録しておいた銀行口座に振り込まれます。
口座に振り込まれた時点で所得が確定しますので、この時点で退職できるよう行動しましょう。
公務員におすすめのクラウドソーシングサイトとは?
次に、公務員におすすめのクラウドソーシングサイトを紹介しますね。
実は、クラウドソーシングサイトって結構あるんです。
大手で言うと、「クラウドワークス」や「ランサーズ」、「ココナラ」が有名ですね。
じゃあ、どれに登録したらいいのか?って話なんですけど、結論から言いますと全部登録したほうがいいです!
一つのクラウドソーシングサイトしか使っていない依頼者って結構いますし、仕事を受注できる確率をあげるためにも全部登録したほうがいいですね。
① クラウドワークス
2011年に創業した、株式会社クラウドワークスが運営している日本国内最大級のクラウドソーシングサービス。
少し情報が古いですが、2017年時点で20万社以上の発注者が登録しています。
私も、普段愛用していますね。
② ランサーズ
ランサーズは、2008年12月にランサーズ株式会社によってリリースされたクラウドソーシングサイト。
クラウドワークスと並んで、2大クラウドソーシングサイトですね。
もちろん、私も登録しています。
③ ココナラ
ココナラは、2012年にリリースされた比較的新しいクラウドソーシングサイトです。
仕事依頼の成約実績は、驚愕の420万件!
クラウドワークスやランサーズと違い、ココナラではワーカーが仕事を出品します。
例えば、ライターであれば「1文字0.3円で2000文字書きますよ。」というような内容の商品を出品するんです。
そして、その商品を見た依頼者が商品を購入するとマッチング。
もちろん、私もココナラは愛用してます。すでに20件以上の仕事を購入しましたね。
公務員をやりながら、副業したい方へ
まぁ、でもフリーランスになる覚悟で副業を始めたい人がほとんどでしょう。
そういう方には、クラウドソーシングサイトを使った副業はおすすめしません。
私が、おすすめする副業はFXですね。
- 公務員にも許されている副業だから。
- 少額から始められるから。
- 通勤時間などの空き時間で、片手間でできる副業だから。
この辺りがおすすめする理由ですね。
以下の記事では、FXをおすすめしている理由について詳しく解説してますので、目を通してみてください。
(※FXには、いろんな手法があります。現役公務員のあなたにおすすめなのは、「トラリピ」を使った自動売買ですね!)
最後に
公務員は、クラウドソーシングサイトで副業はできません。
もし、フリーランスになりたいのであれば、クラウドソーシングサイトに登録して、仕事を受注する前に作業するのはおすすめですね。
生涯公務員!という方は、法律でも認められている副業をするようにしましょう。
それでは、また。